介護職働き方

病院での介護職【看護助手・ケアワーカー】

介護施設と病院の介護士の業務内容はどう違うの?具体的な仕事内容が知りたい。

そんな人のために今回は病院で勤務する介護士の業務内容を紹介します。

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✔ 病院での介護士の仕事内容が知りたい人

✔ 介護施設との違いが知りたい人

病院に勤務する介護士とは?

しらす

こんにちは、しらすです。病院で勤務する介護士についての紹介です。

病院に勤務する介護士は「看護助手」や「ケアワーカー」と呼ばれ、主に看護師のサポート業務をおこないます。

病院は介護施設とは異なり介護をすることが主な目的ではなく、病気や怪我の治療と回復を目的に利用される場所なので、医師や看護師の治療・診察がスムーズに行えるようにサポートするというのが病院での介護士の役割になります。

業務内容は?

病院での介護士のスケジュール事例【日勤】

✔ 朝礼・引継ぎ 夜勤者からの引継ぎ・申し送りを確認します

✔ 朝食の下膳 朝食のかたずけを行い、口腔ケアや部屋への移動をおこないます

✔ 午前の排泄介助 オムツの交換や、トイレへの誘導を行います  

✔ 入浴介助 午前中に入浴される患者さんの入浴を介助します

✔ 昼食 部屋から食事を行うホールへの移動、昼食の配膳・下膳、食事介助、口腔ケアを行います

✔ 午後の排泄介助 オムツの交換や、トイレへの誘導を行います

✔ 環境整備 シーツの交換や、患者さんの衣類の整理を行います

✔ 介護記録 カルテなどにその日の介護記録を記入し申し送ります

日勤の場合はこのような流れで一日の業務を進めます。

病床数にもよりますが入浴介助やベットからの移乗、排泄交換など体力を使う仕事内容が通所施設に比べて多いです。

入院がある場合は部屋の準備や荷物の確認、退院がある場合も患者さんの荷物の確認や部屋の清掃などがあります。

また病棟勤務であれば早番・遅番・夜勤などのシフト制になり、夜勤では就寝介助や起床介助などの業務も加わります。

しらす

私は病棟勤務だったので夜勤もしていました。病棟勤務は体力的にハードな部分も多いですが、他の職種の方と交流があるので介護士として知識を高めたい方にはおすすめです。

介護施設と病院の業務内容の違いは?

介護施設や介護事業所の利用者さんは高齢の方が多いですが、病院は幅広い年齢の方が入院しています。

また入院患者さんが元気になり退院していく姿が見れるので、自身のやりがいにもつながります。

病院には医師や看護師が24時間体制で常駐しているので患者さんになにかあればすぐに連絡できます。介護施設では夜間に急変があっても看護師がいないため介護士が対応したりしますが、病院では医師や看護師に連絡することができます。

介護施設では入居者さんの生活の質が重視されますが、病院では治療を優先させるため老人ホームやデイサービスで行うレクリエーション活動がほとんどありません

病院で介護士をするメリット

病院は医療現場なので介護施設とは違い、医療の専門用語や医療的ケアの知識が身に付きます。

看護師の処置や対応を学ぶことができるので、将来的に看護師を目指したい方や、医療に携わりたい方は勉強になることが多いと思います。

大規模な病院ではチーム医療の一員としてカンファレンスなどにも参加することになるので、伝達力やコミュニケーション能力などもあがります。

しらす

今回は病院での介護士の役割を紹介しました。体力的ハードな部分もありますが、医師や看護師、リハビリ職など様々な職種の方と働けるので勉強になる部分も多くありました。

ここまで読んでいただきありがとうございます!!

また次の記事でお会いしましょう!!

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