【介護職員初任者研修】給与がup！！介護職の入門的資格！

介護の仕事をしたいけど未経験だしなにから始めればいいかわからない、そんな方におすすめの資格は【介護職員初任者研修】です。

【介護職員初任者研修】は介護職の入門的資格になっているので、この資格を所得することで介護の分野への就職や転職が有利になり、資格手当がつくことで無資格よりも給与が高い傾向があります。

今回は介護職員初任者研修の研修内容やかかる費用・受講時間などを紹介します。

実際に私も介護の仕事をしようと思い、介護士なるにはどうすればいいか考えたときに、何も知らないまま介護の仕事をするのは不安だったのでまずこの資格を所得しました。

介護職員初任者研修の所得期間は？

介護職員初任者研修とは『在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を習得する研修』(厚生労働省より)です。

研修はどなたでも受講可能で、資格や介護経験、年齢は不問です。

資格取得にあたって130時間(自宅学習40時間＋スクーリング90時間)のカリキュラムを受講後、終了試験(70点以上)に合格する必要があります。

スクーリングの受講の仕方で所得期間が変わってきますが最短のコース(週４回)で１ヵ月ほどで所得が可能です。働きながら通学できる「土日コース」や「夜間コース」では所得期間が少し長くなります。

介護職員初任者研修は通信で学習できる時間が40.5時間と決まっているため、約90時間はスクーリングの必要があります。各学校でコース内容も異なるため自分にあったコースを選択して所得を目指してください。

介護職員初任者研修の研修内容は？

介護の分野で働くための基本的な内容を学びます。

自宅学習では、介護職の職務、社会保障制度、コミュニケーション技術などの課題をテキストで学びレポートを提出します。レポートの内容は学校によって様々ですが、私が行っていた学校ではテキストの内容から〇〇文字以上でレポートを提出でした。

排泄交換・更衣・食事介助など介護の分野で働くために必要なスキルを学ぶことができます。私が受講した学校では実際に、生徒同士でオムツの着脱や麻痺がある方の更衣を行ったり、食事介助や足浴を行ったりしました。

また移乗時の介護士の体の負担を減らす体の使い方、利用者に負担にならない介助の仕方なども学べるため、介護経験がない方でこれから今後の分野で働こうと思っている方には、ピッタリな内容になっています。

カリキュラムを終了し、すべてのレポートで合格した後に１時間程度の終了試験(70点以上で合格)が行われます。研修の内容をきちんと理解できているかを確認するための試験なので難易度は高くありません。

介護職員初任者研修でかかる費用は？

介護職員初任者研修でかかる費用ですが、学校や受講時期によって異なります。一般的に6～15万円ほどで受講できます。それぞれの学校で割引キャンペーンを行ってることがあるので、キャンペーンを行っているところを探してみるのもいいかもしれません。

またハローワークで無料の研修が紹介されることもあるので、できるだけ費用を抑えたいという方は、ハローワークに問い合わせてみましょう。

介護職員初任者研修の就職先は？

介護職員初任者研修修了者は、介護施設、通所デイサービスなどの通所介護サービス、訪問介護などの事業所で活躍することができます。

高齢化が進む日本では介護を必要とする高齢者も増加しています。介護職は人材不足が深刻なので需要の高い職種です。

また資格を所得していることで面接時には、基本的な介護の知識やスキルの研修を受けた人と評価されるので無資格の人よりも就職・転職に有利になり、給与のアップも見込めます。

介護福祉士へのキャリアアップを目指そう

未経験で介護士になるには何から始めればいいかわからないという方は、まず介護職員初任者研修の取得をおすすめします。

介護職員初任者研修を取得しておくことで、次段階の介護福祉士実務者研修の受講時に一部科目が免除されるメリットもあります。将来的に介護福祉士を目指すのであれば、介護福祉士実務者研修の取得が必要です。

また無資格で就職・転職を行うよりも会社からの評価も高くなり給与も無資格よりも多い傾向にあります。

介護業界で働きたいと思っている未経験の方におすすの資格です。