介護福祉士実務者研修は、介護福祉士の受験資格になっているため介護福祉士の取得を目指す際に必ず所得しておかなければならない資格です。
また介護士として働くにあたって、スキルアップも行える研修となっています。
介護福祉士を目指している方はもちろん、まだ介護福祉士国家資格の受験資格の3年の実務経験がない方も所得しておいて損はない資格です。
介護福祉士実務者研修の資格を所得して介護福祉士へのキャリアアップを目指しましょう。
✔ 介護士としてスキルアップを目指したい
✔ 介護福祉士を目指している
✔ 介護福祉士実務者研修の内容が知りたい
✔ 介護福祉士実務者研修の費用が知りたい
介護福祉士実務者研修とは?
こんにちは、しらすです。介護福祉士実務者研修は介護福祉士を目指すなら必ず所得が必要な資格です。研修内容や費用などを紹介していきますので参考にしてください。
介護職員初任者研修と同じで、どなたでも受講可能で、資格や介護経験、年齢は不問です。
しかし、介護職における基本的な知識やスキルが身についていることが前提のカリキュラムなので、無資格・未経験の方は、まず介護職員初任者研修を受講することをおすすめします。
資格取得にあたって無資格の場合受講時間は合計で450時間、介護職員初任者研修の有資格者は320時間の受講が必要です。
介護職員初任者研修よりも長い受講時間ですが、スクーリングの時間は少ないため約1ヵ月半ほどで所得できる内容になっています。
私が受講した学校では、自宅学習はテキストの内容を学習しながらスマホを使いテストを行い、テストで基準点以上を取らないとスクーリングに参加できないといった内容でスクーリングは、週1回で1ヵ月半かかりました。
介護福祉士実務者研修の研修内容は?
研修の内容は介護職員初任者研修に比べて専門的な内容になっています。
カリキュラムの内容は『人間と社会』『介護』『こころとからだのしくみ』『医療的ケア』の4つに大きく分けられ、『介護』の中の「介護過程」では情報をもとに介護プランを作成し介護プランを実行する実技があり、基本的な介護知識やスキルが必要になります。
また『医療的ケアでは』喀痰吸引や経管栄養の実技もあり私が学んだところでは実技の試験がありました。
実技の試験は緊張しますが、落ち着いてやれば合格できる難易度でした。
介護福祉士実務者研修でかかる費用は?
介護福祉士実務者研修でかかる費用ですが、学校や受講時期によって異なります。一般的に15~20万円ほどで受講できます。それぞれの学校で割引キャンペーンを行ってることがあるので、キャンペーンを行っているところを探してみるのもいいかもしれません。
すでに介護資格を持っている場合は研修が一部免除され受講料も安くなります。
またハローワークで給付金の制度があったり、都道府県の自治体が受講資金の貸付事業を行っていたりします。私も介護職員実務者研修受講資金貸付制度を利用し20万円の貸付を受け介護福祉士資格所得後、県内での2年間の介護業務に従事し返還の免除をうけました。
貸付制度は介護福祉士を目指すのであれば利用したほうがお得です。
介護福祉士実務者研修の就職先は?
介護福祉士実務者研修修了者は、介護施設、通所デイサービスなどの通所介護サービス、訪問介護などの事業所で活躍することができます。
またほかの職員を管理・指導する立場である『サービス提供責任者』など管理職として働くこともできるため、それに伴っての昇給が見込めます。
資格所得後に介護福祉士になれば、さらなる昇給も目指せます。
介護福祉士へのキャリアアップを目指そう
国家資格である介護福祉士の受験要件には介護福祉士実務者研修の修了が含まれています。
介護福祉士は介護資格の中で唯一の国家資格なので、所得することで職場での信頼アップや昇給が見込めます。またさらに経験をつむことで介護支援専門員(ケアマネージャ)の資格を受験することも可能になります。
これから介護福祉士を目指したい方には必須の資格ですので確実に所得しておきましょう、また介護福祉士国家試験の問題には介護福祉士実務者研修の内容も含まれていますので、しっかりと学んでおきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう!!